いよいよ明日、ゆっくり堂イベントです

みなさま、台風の被害はだいじょうぶでしょうか?
7月の大型台風はめったにないとのこと、やはり気候変動が起こってるのかと感じます。

被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。

さて、いよいよ明日、カフェスローで行われるイベント
【正木高志著『空とぶブッダ』刊行記念トークライブ + スローな情報発信を考えよう!】 が、
開催されます。
スペシャルゲストで川田龍平氏も飛び入り参加、
そして正木さんのトークライブにはotoさんもギターを持ってかけつけていただけるそうです。
みなさま、どうぞお楽しみに!
3連休、台風のせいで遠出ができなかったせいか、
おかげさまで予約は90名を突破しました。
でもまだ当日でも可能ですので、
ぜひお誘いあわせの上、お越しください。
会場でお目にかかれないかたがたも楽しい海の日をお過ごしくださいね。
http://yukkurido.com/

                   ゆっくり堂 Q条

再処理反対のいい流れ

みなさん、中村隆市です。

チームGOGOの事務局を置いていた小豆島でのイベントなどに
参加してきました。

全国から集まった10人の事務局スタッフは、月に5万円程度の
「手当て」で、ナマクラ的には、ありえない「長時間労働」を
自ら進んでやってきて、何とか大きな峠を越えたので(まだまだ
仕事は続いているが)労をねぎらいに行ってきました。

北は北海道、南は九州まで全国から豪快な仲間たちも集まり、
「豪快な号外は、非日常の祭りやイベント的なものだけど、
より大事なことは仕事や政治も含めた日常の暮らしだよね」と
いった話をしながら今後のことを話し合ってきました。

1、政治をよくするために選挙の投票率を上げたい
2、森を守り、森を増やすには、どうすればいいか
3、静脈産業を増やし循環型経済システムをつくるには
4、省エネ、非電化、自然エネルギーをすすめるには
5、再処理工場の問題点、本格稼動を止めるに何ができるか

といった今後のことを夜遅くまで話しあった翌日、地元小豆島の号外
仲間のバンドや西表島出身のまーちゃんバンド(号外呼びかけ人)が
自然との共生を願いながら歌う音楽に浸ってきました。

そして、久しぶりに福岡の自宅に戻ったら、
20年以上も前に働いていた生協からグッドニュースが届いていました。

「私たちは、再処理工場の本格稼動に反対します!」
「豊かな自然、食べ物、そして生命を守る運動を呼びかけます」
といううれしいニュース。いいぞ生協!

グリーンコープ連合機関紙「共生の時代」6ページを見て下さい。
http://www.greencoop.or.jp/kyosei/images/kj200707.pdf

根源的独占とアンプラグ

辻信一です。

7日の朝刊には、原発産業での東芝のアグレッシブなやり方が手柄話のように「報道」されていて、まるでそれとセットにでもするように、IHクッキングヒーターがいかに便利かという、えっ、これ広告ページと紛うばかりの大きな記事が出ています。これをみると、イバン・イリイチがいった「根源的独占」が今まさにつくられつつある現場がよく見えます。

「根源的独占」は英語のラジカル・モノポリ、社会のしくみそのものによって実現される独占という意味です。これをダグラス・ラミスがこんなふうに説明しています。

携帯がなければ、ますます生きづらい世の中になってきている。なぜかというと、それは携帯をもたないでは生活がしづらいように、社会のしくみそのものを作り直してきたからだ。「それがなければ困る」という依存状況を人為的につくり出すことを通じて、ある技術が、ある製品が、社会や市場での独占的な地位を確保する。これが「根源的独占」です。
ぼくたちは新しい技術が旧来の技術を凌駕したり、新しい製品が市場を制覇したりするのは、市場における自由競争の結果だと思い込みがちですよね。そういう説明がなされているし、それはいいことだ、という「常識」がマスコミや教育を通じて広まっている。(民営化、小泉現象もみんなそう)

ラミスは米国の自動車産業についてこう言っています。
「1920年代までロサンゼルスは世界でも有数の通勤電車のある街だった。それを自動車会社が買収したのです。彼らは次第に電車を減らしてゆき、不便なものにして、やがて赤字にして廃止した。同じように自動車産業はアメリカ中の鉄道や路面電車の会社を買収して車文化を作った。とても暴力的な歴史なのです」

これはぼくの『スローイズ・ビューティフル』の第9章で、詳しく紹介したことです。

朝日新聞が電気会社の後押しをするようにIHクッキングヒーターの宣伝をする。その背後には「オール電化」をあおる電力会社の強大な力が働いている。そしてさらにそれは原発産業と一体になっており、これを国が、原発立国という方針の下で支えている。「火を使わない安心感」などと朝日の記事には書いてあるでしょ。
今に、IHじゃないと火災保険がかけられないということにもなりかねない。

権力がよってたかって、IHクッキングヒーターでないと生きづらいという根源的独占をつくりつつある。オール電化でないと生活できないという依存状況は、つまり、原発への依存が増すということであり、それなしには経済がなりたたないような状況をつくるということ。

皮肉なことに、原発をすすめる産業が「地球温暖化」対策の「最先頭」に立ちつつある。(遺伝子組み換えなしに農業がなりたたない、バイオエネルギー産業が成り立たない、車が走らない、バイオプラスチックができない・・・そして地球温暖化がストップできない・・・・というのももうひとつの根源的独占ストーリーです)

「便利」というのはつくづく恐ろしいことですね。

で、ぼくたちはどうするのか。本でも書いたんですが、ぼくたちはこれに対して、「アンプラグ」ということばを提案すべきだと思います。プラグを抜くと言う意味のアンプラグですが、それは単に「省エネ」という意味だけでなく、根源的独占そのものの本質を暴き、それにさまざまな方法で抵抗し、かつ、少しでも依存状況から自由に生きられる方法をあみ出し、ZOONY(依存せズーニー)生活を広げ、スロービジネスをつくる。また仲間を増やして、オルターナティブなコミュニティをつくり、広げる。

アンンプラグを日本語でいうと「ナマケる」ですよね。
世の中、ますますひどいことになってますが、ま、それはわがナマケモノ倶楽部にとってはとても面白い、ナマケ甲斐のある時代だということでしょうか。おおいに遅恵(スローな知恵)を磨きましょう。

カリフォルニアではアンプラグがはやり始めているようです。この夏のナマクラ版アンプラグを会員の皆さんに呼びかけたいと思います。携帯、自動販売機、インターネット???各自、こんなことをしたい。こんなことができる、というアイデアを教えてください。

ぼくももうすぐ、夏に向けたぼくの思いを書きますね。

辻信一

今日は七夕

辻信一です。

今日は七夕、LIVE EARTHの日ですね。祈りが宇宙にまで届きますように。
坂本龍一さんは京都の方ですね。アースガーデンもあるし、東京平和映画祭もある
し、ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんも来ているし・・・
なかなか愉しそうな週末です。

いくつか、お知らせ。
『ソトコト』最新号にサティシュさんへのインタビュー記事を載せました。1ページ
前面の彼の写真いいですよ。ぼくのようなサティシュファンには・・・内容は、明治
学院での2度の講演のいい要約になっていると思います(自画自賛)。
『ビーパル』最新号にはやはり4ページカラーでぼくのブータン報告が載っていま
す。
母親とコラボでやっている同誌の連載の方は「狂いのすすめ」、と題して、10代の頃
から好きなジャズのエリック・ドルフィーのことを書いてみました。(若い人たちは
知らないだろうなあ)

最近、藤岡亜美さんの紹介で原田勝広というおもしろいジャーナリストに会いまし
た。日経の編集委員をしているんですが、NGO、NPO、社会起業などについて研
究をされていて、今、日経新聞夕刊で社会起業について連載中。おすすめです。

もうひとつ、ヨーロッパで始まったグリーンTVの日本版ができました。映像それぞ
れ、短くてもなかなかインパクトあります。ぼくもちょっとお手伝いしています。サ
ティシュさんや加藤登紀子さん、ピーターバラカンさんもインタビューで登場。
ぼくはDemocrasy Now 日本版とともに「お気に入り」に追加して時々見たり、授業で
使ったりしたいと思っています。。

以下、届いたお知らせを転送します。

ではよい週末を、
辻信一