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ヴォーカリスト鈴木重子さんよりメッセージ

カフェスローもお世話になっているヴォーカリストの鈴木重子さんが、
『しあわせcafeのレシピ』の感想をよせてくれました。

鈴木重子さんのWEBはコチラ

以下ご紹介します。

 私がいちばん初めにカフェ・スローを訪れたのは、8年前の寒い冬の日。
まだ府中寄りに、お店があった頃でした。武蔵野に引っ越して、住まいの近くに、どこか落ち着ける場所を探していたら、友人が紹介してくれたのです。国分寺からバスに乗ること10分。混んだ市道沿い、何気なく通り過ぎようとした道ばたのサインを見つけてアを開けると、暖かな空気が流れ出してきました。

 「いらっしゃいませ。」中に広がっていたのは、どこの国でもないような、でもなぜかとても懐かしい、ほっとする空間。直線のひとつもない、生き物のような床と壁。そうっと触れると、優しく触れ返してくれます。地球の反対側の人たちが、搾取されることなく、大切に作ってくれた、コーヒーやチョコレート、バッグや帽子。顔の見える農家さんたちが育てた、オーガニックの食材で作られたお料理やスイーツの、心地よいおいしさ。

 そして何より、スタッフのみなさん!なんと説明してよいか、わからないのだけれど、ひとりひとりの表情や、何気なくかけてくれる言葉や、身のこなしから、『私はひとりの‘ひと’として大切にされている』ということが伝わってくるのです。今まで、いろいろなレストランやカフェに行ったけれど、こんなにふうに自分のぜんぶを受け取ってもらったことはありませんでした。私はすっかり安心して、なんだかこの地に根を降ろした気持ちになりました。

 あれから8年。新しく、さらに開かれたカフェ・スローは、私のサンクチュアリです。大切な書きものをするとき、からだとこころをいたわりたいとき、この星の未来に、希望を持つのが難しくなったとき、私はスローのドアを開けます。ここに来れば、同じこころざしを持った人たちが、世界じゅうにいるのだということが、実感できるから。

 『幸せcafeのレシピ』を読んで、いつもお会いしているおなじみのみんなが、それぞれどんな物語をもってこの場所にやってきたか、どんな願いや夢を未来に描いているかがわかって、ますます愛しい気持ちになりました。吉岡さんをはじめとして、本当にたくさんの人たちの、いのちへの、そして世界への真摯なまなざしと努力が、このかけがえのない場をクリエイトし続けているのだということが、文章の間から伝わってきました。
 
 この小さな、虹のような本が、なるべくたくさんの人に届きますように。新しくて懐かしい、地球の未来を想う人たちの、道を照らす灯りになりますように。スローという場所が、『有り難い』場所から『あたりまえの』場所になるような、世界が来ることを、願ってやみません。

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